ケータイで、PCで、同じ3D仮想空間を共有できる。
3D仮想世界でのマルチメディアコミュニケーションを可能にしました。
それがマルチメディア3Dシステム、Xing3D(クロッシングスリーディー)。
Xing3Dは3Dゲーム技術をベースに独自開発された、統合型3D仮想空間システムです。
Xing3Dの特徴:
WEB上で3D形状をリアルタイムで描画する技術には、大きく分けて、2種類が存在します。
一つは、クライアントサイドで描画する方法。もう一つは、サーバサイドで描画する方法です。これらには、それぞれおおむね次のような長所と短所があります:
クライアントサイド(ブラウザ上)で描画する場合:
長所
- 数値データなので通信量が少なくてすむ
- ローカルPC上で描画するので性能が一定以上なら高速(ぐりぐり動く)
短所
- ローカルPCの性能が低いと描画できない
- 処理がかなり重たいので、普通は一度にひとつのウインドウしか作れない
- 通常は何らかのプラグインが必要(JAVAやFlashなど)
- 実行環境に依存する(携帯は通常不可で、実装ソフト次第では描画結果が異なる)
- 幾何学データ(CADデータと同義)を送るので製品の構造情報が漏れる恐れがある
サーバサイド(サーバ上)で描画する場合:
長所
- ローカルPCの性能が低くても描画ができる(15年前のWindows95PCでも可能)
- 処理はサーバ上で行うので、一度に複数の描画画像をカタログ状にレイアウト可能
- プラグインは原理的には不要(補助のためFLASHを使用するケースもある)
- 実行環境に依存しない(原理的には携帯も可)
- 幾何学データ(CADデータと同義)を送らないので製品の構造情報が漏れにくい
短所
- 画像データなので通信量が比較的多くなる
- サーバ上で描画するので低速(カクカク動く)→インフラ次第で向上可能
従来は、これらクライアントサイドかサーバサイドのどちらかを選択するか、併用する必要があるため、高い初期コストおよび、ランニングコストの大きな増大要因となっていました。
これに対し、Xing3Dでは、同じ仮想空間を、サーバサイドとクライアントサイドの両方で描画することが可能です。 このことにより、従来より非常に低いコストで、WEBや携帯での描画から、ローカルPC上のウォークスルーまで、 様々な描画形態を、効率的に運用することが出来ます。
応用可能分野/業界:
- 自動車・部品・機械メーカの製品、技術紹介
- 不動産業界(3D間取り、パース、現地販売センターでのモバイル併用)
- アパレル、衣料品業界での商品紹介や販売(バーチャル店舗)
- 家具、什器
- インテリア
- エクステリア(シミュレーション)
- 科学(分子構造、DNAなど)
- 医療
- イメージキャラクターを動かす
- サポートチャット
- 人材業界(豪華な受付、仕事体験)
- 建設、造園
- エンターテイメント
- 芸術
- 飲食業界、料理(見本やレシピを3Dで)
- 携帯でゴルフやヨガの姿勢チェック
- 教育関係
- (その他ありとあらゆる人間活動)